こんにちは！今回は、愛知県名古屋市中村区で行った「高圧受変電設備更新工事」について、施工の流れや成果を詳しくご紹介します。

工事概要

今回の工事では、工場に設置された老朽化した高圧受変電設備（キュービクル）と高圧ケーブルを更新しました。また、変電設備の容量を増設することで、今後の生産設備増設への対応力も向上しました。

施工場所: 愛知県名古屋市中村区
施工内容: 高圧受変電設備（キュービクル）取替および高圧ケーブルの更新

施工の流れ

1. 既存設備の取り外し
工場の稼働停止期間に合わせ、古いキュービクルと高圧ケーブルの撤去作業を実施しました。撤去時には、他の設備や配線を損傷しないよう慎重に作業し、使用済み機材の適切な処分を行いました。

安全措置: 周囲の配線保護と設備の絶縁強化処置を実施
環境対応: 撤去品の廃棄・リサイクルは地域の規定に基づいて対応

2. 新規設備の設置
新しいキュービクルを所定の位置に据え付け、事前に作成された施工図に基づき高圧ケーブルを敷設しました。設備の固定や微調整を行い、基準に沿った設置を完了しました。

設置機材: 最新のキュービクルおよび耐候性・絶縁性に優れた高圧ケーブルを使用
固定方法: 溶接によるキュービクル設備の固定、耐震対策も考慮した設置

3. 接続および試験
設置後、機材の接続を行い、各種測定器を使って詳細な機能確認試験を実施しました。通電テストも行い、正常稼働を確認しました。

試験内容: 絶縁抵抗・接地抵抗測定、耐圧リレー各機能の動作確認
試験基準: 法令基準に基づいた電圧、電流の安定性の確認と通電テストの実施
使用機材・材料
使用機材: 新規キュービクル、高圧ケーブル、各種測定器
使用材料: 高圧ケーブル、各種接続材料
これらの最新設備により、安全で信頼性の高い環境を整えました。さらに、将来的なメンテナンスを考慮した施工を行い、安定した設備稼働が期待されます。

施工の成果と実績

この更新工事により、老朽化した設備を安全基準に適合する最新の設備へ更新しまし
た。さらに、変電容量の増加により、工場の生産設備拡張が可能となり、今後の生産
性向上が期待されます。

成果: 最新設備導入による工場内の設備稼働の安定化
設備拡充の可能性: 将来の生産設備増設への対応基盤の強化
施工前後の比較（写真付き）
以下の写真は、施工前後の様子を比較したものです。

施工前: 老朽化したキュービクルと高圧ケーブルの状態

施行中

施工後: 新しいキュービクルと高圧ケーブル設置後の状態

まとめ

今回の高圧受変電設備更新工事は、最新の安全基準に準拠しただけでなく、工場全体の生産性向上を見据えた計画的な施工を行いました。私たちは、今後も安全で信頼性の高い電気工事を提供し、業界全体の発展に貢献していきます。

高圧電気設備の更新工事についてご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。豊富な経験と技術力でサポートいたします。
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